<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 曲江感秋>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 曲江（きょくかう）にて秋（あき）に感（かん）ず>
<BookPage: 296-298>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
沙草新雨地，
岸柳涼風枝。
三年感秋意，
幷在曲江池。
早蟬已嘹唳，
晚荷復離披。
前秋去秋思，
一一生此時。
昔人三十二，
秋興已云悲。
我今欲四十，
秋懷亦可知。
歲月不虛設，
此身隨日衰。
闇老不自覺，
直到鬢成絲。
<End Poem>
<Translation>
元和二年の秋、わたしは三十七歳だった。
長慶二年の秋、いま五十一歳である。
その間の十四年で、六年はながされていた。
窮通栄辱は、運にまかせあなたまかせだった。
とうとう廬山の慧遠を師とし、また湘江の屈原をとぶらった。
夜は地方曲の愁しいのに耳をすませ、秋には灩澦堆のあたりの増水を見た。
近ごろ忠州の刺史をやめ、中書省の文書を作っている。
晩年の幸運なぞいうにもたらない、白髪と赤いのてりあうのみだ。 昔の意気は銷沈し、かおかたちもすっかり改まった。
ただ曲江の秋のけしきは、風も霧もむかしどおりだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
元和二年の秋、
わたしは三十七歳だった。
長慶二年の秋、
いま五十一歳である。
その間の十四年で、
六年はながされていた。
窮通栄辱は、
運にまかせあなたまかせだった。
とうとう廬山の慧遠を師とし、
また湘江の屈原をとぶらった。
夜は地方曲の愁しいのに耳をすませ、
秋には灩澦堆のあたりの増水を見た。
近ごろ忠州の刺史をやめ、
中書省の文書を作っている。
晩年の幸運なぞいうにもたらない、
白髪と赤いのてりあうのみだ。 
昔の意気は銷沈し、
かおかたちもすっかり改まった。
ただ曲江の秋のけしきは、
風も霧もむかしどおりだ。
<End Formatted Translation>